東大差し替えドイツ語のまとめ

仮面浪人生から質問をよく受けるので記事化する。以下は受験時代にした僕の勉強。

・一年の概観

4月慶應でドイツ語の授業が始まる。
7月まで:放置していたのでテストは6割程度の出来。
8月下旬:勉強開始。マイスタードイツ語コース文法を3日で1周する。ドイツ語練習問題3000題も始める。
10月:初めての過去問。85パーはとれた。
1月〜2月:過去問に本格的に着手。慶應のテストは余裕。

通年:単語をしっかり覚えた。詳しく言うと、ドイツ語⇔日本語の対応関係、動詞の不規則変化はしっかり覚えた。


・使用した本

単語帳→「新独検合格単語+熟語1800」と「独検3・4級必須単語集」がメイン。サブで「ドイツ重要単語4000」。「新独検〜」は単語掲載量が多いのが特長。「独検3・4〜」はDUo3.0と似ている形式なので例文暗記も並行してできる。
文法→「マイスタードイツ語コース(文法)」と「必携ドイツ文法総まとめ」。「マイスター」は、受験参考書の実況中継みたいな感じ。「マイスター」は慶應大学日吉図書館3階においてある。「必携」は買っとけば間違いない神本。
問題集→「ドイツ語練習問題3000題」と独検の長文問題集。「3000題」は2周した。独検長文問題集は余裕だから満点を目指すべき。趣味で「独文解釈の研究」。難しすぎて趣味以外では時間の無駄。


・過去問添削

慶應のドイツ語の先生→メールで添削してもらった。
ブログ上→コメント欄でささちかさんという方に添削してもらった。


・コメント

結局重要なのは単語と文法だと思った。あとは自分で試行錯誤するのがベスト。
あと独検3級は東大対策しておけば余裕で受かるので受けてみるのもいいかもしれない。

新ブログ告知

こちらのブログで更新するのは久しぶりなので若干懐かしさを感じる。

http://d.hatena.ne.jp/ein-Mann/
新しいブログも軌道にのってきたので一応記事で正式に告知をしておこうと思う。すごい今更感。ブログの方針は特になく思いついたことを適当に書いていっている。

2012年度東京大学前期試験成績開示

・国語 79/120

お、おう…

・数学 36/80

数学0完()
「方針示せば10点は来る」という命題は真。

・日本史 31/60

採点が厳しい。河合OPで39→36と推移した上、自己採点も良かったので45点はあると思ったがなぜか惨敗していた。

・世界史 46/60

大体こんなもん。中論述崩壊でこの点数なので第3問は20点配点だと思う。

・外国語(独語差し替え) 84/120

リスニング16点、単語問題(2A)4ミス、パラ整ミスでこれ。ドイツ語神の降臨。

・二次合計 276/440

・センター 95.2111/110(779/900)

・合計 371.2111/550

文科二類合格最低点 367.0667/550
(文科一類合格最低点 371.7000/550)

底辺wwww
文科一類3年連続不合格wwwww文一まではあと0.49点だったので文二にして正解だった。

国語・世界史・英語→過去最高
数学・日本史→過去最低

社会の合計点が現役の頃より低い。現役の頃の模試では30〜40、2浪時の模試では70〜80だったので本番はやはりどうなるか分からない。


・3年間のまとめ

国語 数学 日本史 世界史 外国語 二次計 センター 合計 結果
現役 54 39 40 39 64 236/440 671/900 318.0111/550 文一・不合格C
一浪 48 55 41 41 72 257/440 739/900 347.3222/550 文一・不合格A
二浪(仮面) 79 36 31 46 84 276/440 779/900 371.2111/500 文二・合格


周りの出来について。
数学は3完〜4完が多い。余裕で4完したり、本番3完半で「模試は基本4完だったのに…」と落ち込んだりする人が普通にいる。周りを見ていると高校時代に普通に勉強したら普通に入れました、という感じの人が多い。

理一の人は数学で得点を稼いで理科が出来なかったり、数学が出来なくて理科で巻き返したりする感じだったが、総じて英語が出来なかったらしい。

東大は文一と文二が同じクラスなので文三生はあまり知らないが、今まで聞いたのは390点〜450点。周りが凄過ぎて死にたい。


慶應の元クラスでは僕含め4人も仮面浪人で消えたらしいが、人数減りすぎでクッソ笑ったwwww潜在的仮面浪人がクラスに7人もいたというwww

2012年度センター試験成績開示

嗚呼、僕の黒歴史よ。


・国語 154/200
現代文 59/100
古文 45/50
漢文 50/50

「コテンイミフメイデス…」な僕に神が降臨した日。

・数学1a 87/100

二次関数(わr

・数学2b 78/100

これはしょうがない。

・英語 194/200

ドイツ語でも190いけた気がする。

・世界史 94/100

覚えていない。

・日本史 86/100

覚えていない。

・地学 86/100(自己採点89/100)

謎の減点。多分マークミスだと思う。


・合計 779/900(自己採点782/900)

もうセンターのことは覚えていないww
周りはほぼ全員800点超え。「820点でも普通じゃねww」という発言も飛び出た。

まぁ85パーでも東大に受かる例として受験生の励みになるのではないかと思う。


上クラの人曰くセンター試験の問題解くバイトで5万程度もらえるので来年のセンター試験の問題も解く予定。実質3浪…

受験終了

昨日はめちゃくちゃ疲れたので帰宅後にやることを済ました後、卒倒した。なので今日更新。

一昨日は食事が喉を通らず、夜もなかなか寝付けない。深夜2時に寝入るも5時起床。
昨年と同様、自信が五分五分だっただけにアメフト部のバリケードが動き出した時は頭が真っ白になった。
自分の番号を見つけカメラに収め、生協関連の案内の入った袋をとって帰ろうとするも、いまだ自分の目が信じられずもう一度見に行った。それでも信じられず帰宅してUT-Lifeと東大新聞で確かめてようやく7割方信じることができ、その後出かけて帰宅しレタックスがドアポストに入っていたことで確信に変わった。

多分、国語70数学35社会80英語90くらいだと思う。

ちなみに昨日は退学届をもらいに大学に訪れたが受付が閉まっていたのでまだ辞めてない。


大学の成績が自宅に届いたが、最終的に何とか進級できた。経済学部は48単位中24単位とれば進級なのだが、最終的に26単位あった。
前期に19単位、後期に7単位だった。ドイツ語は安心のオールA。むしろAはドイツ語くらいしかなく、他はほぼC(単位として最低ランク)だった。

後期は、地理学・微分積分・地学・ドイツ語のテスト(全9単位)に出たが、地理学がD、微積がC、地学がB、ドイツ語がAだった。ドイツ語がAAAAAAなのに対して英語がCDなのには笑うしかない。


ブログについてだが、完全に受験ブログと化したので区切りの良い今、移転しようと思う。以前も言ったが日々の記録をつけようとはあまり思わないので読んだ本を自分なりに要約したり自分の考えをメモったり、備忘録っぽく活用していこうと思う。完全に自己満足の世界になる。

一応、受験生活の締めくくりとして4月の得点開示はこのブログで晒す予定でいる。


恐らく合格最低点に限りなく近い点数で受かった上に、受験勉強以外の面においても他の学生より劣っている気がするので、せめて近いうちに英語を中心として勉強を進めていきたいと思っている。慶應の講義のプリントを見直したりもするかもしれない(5分で飽きる自信がある)。

高校受験で早慶全落ち、大学受験で一純浪一仮面なので、受験後に通常感じるであろう全能感が全くと言っていい程ない。逆にこれを強みにしてこれからこそはコツコツやっていきたい。


最後に昨日の現地の様子。

[

仮面浪人の体験

「まぁ受かるだろ」と「俺の自己採点甘くね?普通に落ちるな」のサイクルに苦しむあの現象を2年連続経験することになりました、でお馴染みのimmaturityです。

気になりすぎてまた自己採点やり直した。大体この範囲に収まると思う。



合格発表前の最後の更新になると思う。

以下は個人的に経験したこと。よく見かける上から目線の目障りなアドバイスといった類ではなく仮面浪人の生活を淡々と客観的に描写しただけ。合格発表前で中立的にいられる今書く


・概観

東大に行きたかったので元々東大に落ちたら2浪するつもりだったが合格発表前に2浪を止められた。なので東大に落ちた後は仮面浪人することにした。3月10日にアメブロでブログを始めるが7月まで一秒も勉強しないで過ごす。しかし7月にブログで慶應の仮面浪人の集まりの誘いを受けて参加。レベルが高い人達ばかりでやる気が出たので7月7日に受験勉強を開始した。勉強時間は通常平均4時間、直前期5時間くらい。一年を通じて全くやる気が起きなかった。


・単位と授業

前期は16単位分のテストを受けて全単位を取得した。後期は授業を切りまくっていたが空き時間に受験勉強もしなかったので単にニート化していた。4月頃は大学の授業を真剣に受けようと思い楽単とか気にせず興味のある授業をとっていたが6月に5月病にかかった。ドイツ語は東大二次で使う予定があったので後期は割と真面目に授業に参加した。後期はゴミ人間化したので留年の危機。


・大学生活

ほぼぼっちだった(普通に話せる顔見知りが何人かいただけ)。これは仮面浪人特有ではなく僕特有なので全く参考にならない。

僕はクラスの人には再受験を打ち明けない方針をとった。ただ仮面浪人が多かったのでその人達には打ち明けた。
サークルは7月の初頭まで所属していてそれまで週1〜2で顔を出していた。バイトは一年を通じてしていない。


・成績

夏OP 夏実戦 秋東進 秋OP 秋実戦 センター 東大二次
高2 × × × D ×
高3 C C × D D 671/900 236/440(文一)
一浪 C C × A C 739/900 257/440(文一)
二浪(仮面) A B B B × 782/900 未(文二)

年々向上した。


・ブログ

全く勉強に支障が出なかった。勉強記録を淡々とつけるだけなら15分以内で書ける。
もともとはアメブロだったが、アメブロの他人との交流重視な感じが自分には合わなかったのではてなダイアリーに移転した。


・コメント欄のY君の体験

Y 2012/02/28 15:23
便乗して俺も仮面について少し。
自分は去年文三を受けて落ちてからすぐに仮面を決意してネットで情報を集めました。
最初は周りにどのくらいそのような人たちがいるのかわからなくて孤独な戦いになるかと思っていましたが、2ちゃん(笑)やらで知り合った友達から輪が広がって何とかここまでくることができました。
初の一人暮らしの自分としては、慶應から近い寮に入って自炊の負担を減らし、寮の自習室で勉強するというサイクルを考えました。
普段は大学の図書館も人が少ないので、隅っこの方で受験勉強をすれば基本的には知り合いや同じクラスの人にバレる心配もありませんが、センター試験の直後にある大学の定期試験前などには図書館も混むので寮の自習室にこもる生活を後半はしていました。
単位については震災の影響もあり去年の春学期はコマ数が少なかったので負担が少なく、前期に進級に必要な単位を取り、後期は語学のみに出席しました。ですから受験勉強も前期は英単語と暇なときに数学を解くぐらいの事しかしていませんでした。
慶應経済では1.2年前くらい前?まではフル単の48単位あるうち前期も後期も上限が24単位だったのですが、最近学則が変更されて上限が撤廃されたので前期に単位を多く申請して進級を決めてしまうのがいい作戦だと思います。
受かったかどうかはわかりませんが多少の意志があれば受験にこぎつけるのはそこまで困難なことではないと思います。ほかの人はまた違った生活パターンであるかもしれないので参考程度に。

太字は後付け。
Y君を始め僕の周りは、数点差で志望校に落ちて再度同じ学校を受験する人が圧倒的多数だった。しかしそういう人たちは蓄積がある分、多少手を抜いても好成績を残していた。東大OP数学満点(全国1位偏差値85くらい)、夏の東大模試A判3連発、夏秋の東大模試A判3連発、某医学部A判連発(上から1ケタ)など例を挙げればキリがない。

つまり、太字に示した通り、(ギリ落ちレベルなら)多少の意志があれば片手間程度の勉強で受験しても記念受験にならない程度のレベルを保つことが出来る、と僕は思った。仮面浪人して志望を一段上げる、となると話はまた別で僕には分からない世界だが。

しかしY君も言ってるが仮面浪人は十人十色な生活を送っているのでその生活パターンをあまり一般化して話すことができない。上は成績面の話で生活パターンとは別。



慶應で仮面浪人

4月頃に東急日吉の書店で「リシュルート」を購入して楽単授業(楽に単位がもらえる授業)を選び、前期中に全単位を取得して進級条件をそろえるのが良いと思った。新歓期に話聞いて知り合いと般教合わせるのがベストという意見もある(ロマンス君)

学校の図書館で受験勉強をしても最上階や端の方でやれば多分バレない。というか普通にプラチカ解いたり駿台のテキスト持ち歩いてる人がいる。

クラスに5人仮面浪人がいた。合計で顔知ってるだけで15人近くいた。ただ「ペルソナ」なる仮面浪人サークルは存在しない。

経済学部はかなり楽な方だと思う。理工学部の仮面浪人は大変そうだが理科は役に立つらしい。